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一人でも多くの方に伝えたい - 災害体験VR、地域防災力の向上と開発者の思い

更新日:2 日前

災害を「体験」することから始まる防災教育

私たちが災害体験VRの普及に取り組む理由、それは、一人でも多くの方に体験していただき、災害発生時に冷静な判断ができるようになってほしいという強い思いがあるからです。

これまでの防災訓練や教育は、主に座学形式や災害発生を想定したシミュレーション訓練が中心でした。 もちろん、これらの取り組みも非常に重要です。

しかし、私たちは新たな提案をしたいと考えています。

まず災害を疑似体験することで意識を変える。

そして指導をされる側が同じイメージを共有した状態で、セミナーや展示物の見学に臨む。

このアプローチにより、これまでの地域の方々の思いや防災訓練、教育の蓄積をより効果的に活かすことができると確信しています。

全国各地での実証された効果

浜松市「はま防〜家」での来場者の意識変化

浜松市の防災教育施設「はま防〜家」では、展示ルートの一番最初に災害体験VRを設置しています。

その結果、来場者の方々が展示物を見て回ることに対して、これまでとは明らかに異なる関心を示すようになったとのことです。

VRで災害を体験した後だからこそ、その他の展示物や説明がより深く記憶に残ること、この意識の向上・変化を提供すべく、私たちの取り組んで参ります。 ▶︎ 参考リンク https://www.snowlion.co.jp/post/hamamatsu-bousaivr

日本赤十字社愛媛県支部での継続的な成果

日本赤十字社愛媛県支部では、複数回にわたる防災イベントで災害体験VRを活用しています。

赤十字防災セミナー各種防災展示において、来場者の防災への興味が増加し、VRのエンターテイメント要素が「見てみたい!」という好奇心を引き出す効果から来場者が増えています。

特に、これまでよりも変化が大きいことは、体験後の参加者の方々の表情と質問の変化であり、災害を身近に感じることで、防災への取り組みが「やらされるもの」から「必要なもの」へと意識が変わったという報告を受けています。 ▶︎ 参考リンク https://www.snowlion.co.jp/post/ehime1013

地域密着型の防災教育への貢献

千葉県長生村での職員の方向け防災セミナー、長崎県南島原市での地域防災イベント、広島県海田町での防災啓発活動、そして大阪市での防災教育まで、全国各地で様々な災害リスクに対応した防災教育に私たちは貢献しています。

それぞれの地域で異なる災害リスクや地域特性がある中で、VRによる疑似体験が共通して効果を発揮しています。 ▶︎ 参考リンク https://www.snowlion.co.jp/post/chosei-vr

科学的根拠に基づく効果 - 産学官連携の成果

私たちの災害体験VRの効果は、ビジュアルのみで展開する遊戯、感覚的なものだけではありません。

産学官での共同研究により「行動変容」が科学的に認められ、国からも評価をいただいています。

この客観的な評価があるからこそ、自信を持って各地域での導入を提案しています。

データに基づいた効果測定により、従来の防災教育と比較して、参加者の防災意識や行動に明確な変化が見られることが実証されています。 ▶︎ 参考リンク https://www.snowlion.co.jp/laboratory

技術へのこだわり - 快適で効果的な体験の実現

災害体験VRの普及において、私たちが特に重視しているのが快適な体験の提供です。

VR酔いに配慮し、CGアニメーションの書き出し時、90フレーム/秒での高品質レンダリングを実現することで、より多くの方に安心してご体験いただけるよう技術的な改良を続けています。

また、年齢や体力に関係なく体験できるよう、身体的負担を最小限に抑えた設計にもこだわっています。 ▶︎ 参考リンク https://www.snowlion.co.jp/post/vrmotion-sicknessr-eduction 18,000人以上の体験実績と徹底した安全への取り組み

私たちの災害体験VRは、これまでに18,000人以上の方々にご体験いただいた豊富な実績があります。

この多くの体験者の皆様からいただいたご意見やご感想を元に、システムの改良と安全性の向上を継続的に行っています。

事故ゼロの安全記録

これまで事故・怪我等が一件もなく、安全な体験を提供しています。

体験者の安全を最優先に考え、システム設計から運用まで徹底した安全対策を講じた結果と捉え、これからもより安全に使える工夫と改良を行なって参ります。


充実した保険体制

レンタルやリースでのご利用においては、保険適用がされており、万一の時も安心してお使いいただく事が可能です。 この保険体制により、導入をご検討いただく地域の団体の皆様にも安心してご利用いただけます。(商工会、JC 、PTAなどでの使用実績あり。)

VR酔い対策による安全性の確保

VR酔いへの配慮は、単に快適な体験のためだけではありません。 目眩や転倒などの防止にも直接繋がる重要な安全対策でもあります。 専門家監修のシミュレーションと共に、高品質なレンダリング技術と適切な体験時間の設定により、体験者の身体的負担を最小限に抑えています。

エンターテイメント性と教育効果の両立

VRには本来エンターテイメントとしての魅力があります。「見てみたい!」「体験してみたい!」という好奇心を活用することで、防災教育への参加のハードルを大幅に下げることができます。

楽しみながら学び、体験を通じて理解する。この自然な学習プロセスが、従来の防災教育では難しかった「自発的な参加」と「深い理解」を同時に実現しています。


これからの防災教育のために

災害は決して他人事ではありません。いつ、どこで遭遇するかわからない災害に対して、一人ひとりが適切な判断と行動ができるかどうかが、命を守ることに直結します。

全国各地での導入事例を通じて、災害体験VRが従来の防災教育をより効果的にし、参加者の方々の防災意識向上に確実に貢献できることを確信しています。

今後も技術の向上と効果的な活用方法の研究を続け、より多くの地域での導入を通じて、より良い防災教育の実現を目指してまいります。 一人でも多くの方に体験していただき、災害に対する備えと意識を共に高められることを願っています。 ▶︎ お問い合わせ、詳細はこちらから。

 
 
 

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