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研究を「形」にするのは、ひとりではない—読売新聞に掲載された「VR・メタバースで命を守り、支える」研究と、それを支える人たちのこと
この研究は、看護学の知見とXR(VR・AR・メタバース)技術を組み合わせ、二つの社会課題に向き合うものです。
「生き残る力」を育てるVR——看護学生や高齢者を含む一般市民が、土砂災害・洪水・地震・火災といった災害現場を仮想空間で疑似体験し、「知識として知っている」を「体が動く」へ変えていくプログラムの開発
「支え合う力」をつくるメタバース——食道がん術後患者さんをはじめ、地理的・時間的な制約を超えて、同じ経験を持つ人同士がアバターで匿名につながれる患者支援の場の構築
紙面では、研究を代表して森恵子教授と、白獅子から代表の春名が写真とともに紹介されています。取り上げていただいたことに、心より御礼申し上げます。
そして今日は、その紙面には収まりきらなかった話を、少しさせてください。
一枚の写真の向こう側に、たくさんの人がいます
新聞記事という限られた紙面では、どうしても「研究代表者」として一人、「企業代表」として一人、という形で紹介されることになります。
けれども、この研究は決して代表者たちだけで進めているものではありま

広報SC
5月24日読了時間: 9分


今年度も広がる災害体験VRレンタル—研究知見と現場運用で、防災を「体験」から「行動」へ!
株式会社白獅子の災害体験VRは、昨年度から今年度初頭にかけて、さらに多くの皆様にご体験いただき、大阪関西万博、日本各地の防災教育、防災イベント、研修、展示の現場で活用が進んでいます。
行政機関、消防・防災関係団体、社団法人、不動産、保険、建築、教育関連企業、広告代理店、地域の自主防災組織など、活用の場は年々広がっています。
私たちが提供しているのは、単に「VR映像を見せるための機材」ではありません。
災害を自分ごととして受け止め、体験後の学びや話し合いにつなげ、行動変容へ導くための防災教育ツールです。

広報SC
5月21日読了時間: 5分


分けられた知識を、人が使える体験へ。文系・理系を超えて—知識はもともと、ひとつだった
知識は、もともと分かれていなかった。
レオナルド・ダ・ヴィンチは画家であり、解剖学者であり、建築家であり、水力学の研究者でした。近代科学の礎を築いたニュートンは、自然哲学者と呼ばれていました。
医学の父ヒポクラテスは、人間の身体だけでなく、倫理と観察と記述を一体のものとして扱いました。
「文系」と「理系」という区分は、近代教育制度が生んだ便宜的な分類です。
知識そのものに、もともとその境界線はありませんでした。

広報SC
5月18日読了時間: 7分


白獅子が届けているものはVRではなく、研究を前に進めるための体験設計です。
株式会社白獅子は、災害、医療、教育、地域課題に関わるXRコンテンツや3DCG制作を行っています。 そのため、私たちの事業は「VRをつくる会社」「CGを制作する会社」と見られることがあります。 もちろん、それは間違いではありません。 私たちはVR、AR、3DCG、メタバース、映像表現などの技術を用いて、さまざまな体験型コンテンツを開発しています。 しかし、私たちが本当に届けたいものは、VRそのものではありません。白獅子が届けているものは、研究や教育、現場の課題を前に進めるための「体験設計」です。 技術は目的ではなく、研究と社会をつなぐための手段です 研究者や専門家が持つ知識は、とても高度で深いものですが、その知識が社会へ届くためには、専門用語や資料だけでは十分でない場面があります。 災害時に人はなぜ逃げ遅れるのか。 公衆衛生の場において、なぜ手順が守られないことがあるのか。 避難所では、どのような衛生管理や行動判断が必要になるのか。 高齢者や持病のある方を含め、災害時に一人でも多くの命を守るには、どのような教育が必要なのか。 これらの問いは、知識と

広報SC
5月17日読了時間: 5分


実在する街の記憶を、防災の体験へ——Photogrammetryと物理演算でつくる災害体験VR
現在、MatterportやGoogleマップ系の3D表示など、現実の空間をデジタル化する技術は広く知られるようになりました。
GoogleのPhotorealistic 3DTilesも、高解像度画像をテクスチャとして用いた3Dメッシュにより、都市や地域を俯瞰的に理解するための没入的な地図表現を提供しています。
しかし、防災VRや災害再現CGで必要になるのは、俯瞰で「街らしく見える」ことだけではありません。
実際に人が道路に立ち、交差点を見て、建物の高さや距離感を感じ、そこへ津波や浸水が迫ってくる—その“人の目線”で破綻しない景観が必要になります。
フォトグラメトリは、複数の写真や映像から点群やメッシュを生成し、そこへ画像情報を貼り込むことで、現実に近い3D空間を作る技術です。
一方で、撮影機材の品質、照明条件、写真同士の重なり、対象物の材質などに大きく影響されます。Matterportも、フォトグラメトリは広い面や複雑な表面の取得に有効である一方、撮影品質・照明・十分な画像の重なりが制約になると説明しています。

広報SC
5月9日読了時間: 12分


白獅子のくじらXRコンテンツと、私たちの開発領域について
医療、災害体験VR、多くの—お問い合わせいただく中で、私たちはこの2つの分野でのお仕事をご紹介する機会が多くあります。
実際、累計120,000人を超える体験者データの蓄積も、共同研究や自治体連携の実績も、この2分野でとくに厚みを持たせてきました。
ただ、私たちの仕事はそこだけにとどまりません。
研究支援でのご依頼があれば、防災や医療から離れた領域でも、同じ品質で、同じ姿勢でお引き受けしています。
その代表例が、日本鯨類研究所、東京海洋大学とのご縁の中で続けてきた、クジラのXRコンテンツ制作です。
このテーマについては、約8年にわたり、継続的に取り組んでいます。
今回は、その内容と、私たちが「制作のプロ」としてどのように関わっているかを、紹介いたします。

広報SC
5月8日読了時間: 5分


「遊び」から「学び」へ——マインクラフトをカスタマイズしたアーケード型展示コンテンツの開発
今回ご紹介するのは、その問いの先で生まれた一つの実装事例。
マインクラフト(Minecraft 統合版)をベースに大幅なカスタマイズを施し、「アーケードゲーム」のように誰もが気軽に立ち寄り、短時間で完結する体験ができる展示型コンテンツを開発した取り組みです。

広報SC
5月7日読了時間: 7分


感染症対策VRが国土強靭化計画レジリエンスアワード2026「優良賞」を受賞——社会への還元、公衆衛生を「知識」から『行動』へ変える次の実装へ向けて——
本取り組みは、岡山大学病院 感染症内科の萩谷医師、感染制御部の皆様からのご依頼を受け、株式会社白獅子が開発した感染症対策VRを基盤としています。
感染対策は、知識として学ぶだけでは十分ではありません。
手指衛生、個人防護具の着脱、ゾーニング、動線設計、清掃・廃棄物の扱いなどは、平時の医療現場だけでなく、災害時の避難所、福祉施設、学校、地域拠点においても必要となります。
特に避難所では、多くの人が限られた空間に集まり、体調、年齢、持病、生活環境が異なる人々が同じ場所で過ごすことになります。
そのような環境では、感染症対策は「専門職だけが知っていればよいこと」ではありません。
避難所を運営する人、支援に入る人、地域で生活する人、そして避難する一人ひとりが、見えない汚染や接触リスクを想像し、自分の行動を変える必要があります。
感染症対策VRは、目に見えない汚染や感染リスクを、VR空間の中で可視化し、体験として理解できるように設計したものです。白獅子の既存記事でも、本コンテンツは岡山大学病院・感染症内科と連携し、平時から被災時まで一貫して学べ

広報SC
4月26日読了時間: 15分


私たちが届けるものはVRの技術ではなく災害時に『動ける防災教育』総務省消防庁の事例集に掲載
「知っている」のに、なぜ動けないのか
防災教育では、知識を伝えることが重要です。
火災が起きたら逃げる。
煙を吸わない。
初期消火は無理をしない。
住宅用火災警報器を設置する。
避難経路を確認しておく。
これらは、誰もが一度は聞いたことのある言葉です。
それでも、実際の災害や火災の現場では、人は必ずしも教科書通りには動けません。

広報SC
4月18日読了時間: 13分

XR / Metaverse & 3DCG
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