「知る」を超えて「続ける」へ〜地域と共創“行動変容の教材”
- 広報SC

- 11 分前
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この秋も北海道から九州の自治体・教育機関・企業の皆さまに災害体験VRをご活用いただき、心より御礼申し上げます。 私たち白獅子は、単に“新しい体験”ではなく、体験が日々の行動へ根づくまでを見据えた「行動変容の教材」を、地域の皆さまと共に育てていきたいと考えています。
なぜ選ばれるのか――“品質”だけではない『設計思想』
高精度3DCG×物理再現
映像の迫真性は目的ではなく手段です。
水理・地震動・火災挙動を専門家監修の知見で再現し、「何が起き、どこが危険か」を体験的に理解できる状態へ導きます。
行動科学に基づく体験設計
体験前後での目標設定・振り返り・チェックリストを組み込み、「意識→行動→習慣化」のプロセスを一体化した教材の提供も可能です。
運用安全性とアクセシビリティ
VR酔い低減・機材運用の簡便化・多言語・大規模回転率対応など、現場で“続けられる条件”を先回りして設計しています。
安全で説得力ある没入体験の提供
劇場用映画・ゲーム開発に起源を持つ3DCG制作と、物理挙動を取り入れた再現で、視覚的・聴覚的な説得力を確保しています。
VR酔い低減:高フレームレート運用・視線誘導設計・カメラ動作最適化。
音のリアリティ:疑似装置等で取得した環境音素材を編集し違和感を抑制。
運用安定性:設営・案内・回転率を考慮したブース運営マニュアルを同梱。
これまで、延べ11万人以上の方が体験、事故・怪我等一件もありません。
※万が一の事故・怪我に備え『安全保障プラン』も提案。
研究と現場の往還――エビデンスで支える実装
京都大学防災研究所・岡山大学病院・愛媛大学防災センター・東京大学生研との共同研究、開発を元にしたコンテンツデザインと開発。 映像を作るだけではない、それらの知見を活かした設計と検証を反復し、効果測定と改善が続く教材として磨き込んだものを提供しています。

地域と“共に創る”事例
高校・大学との共創
兵庫県立龍野北高校では、生徒自らが調査・構成・撮影・編集を担い、地域展示で対話を生むプロセスを実装。
▷ 龍野北高校×PLATEAU×Blenderによる実践授業
愛媛大学とは研究チームへの実技指南と共に、西予市の地形・避難特性に根ざしたVR制作と評価を進めています。 ▷ 愛媛大学・森脇亮教授と白獅子、共同研究を開始

災害医療への展開
岡山大学病院と取り組む感染症対策VRでは、手指衛生の遵守や動線設計の改善など、現場の行動を変える教育として活用が進んでいます。

データで可視化する“続ける力”
振り返りの定量項目を活用し、改善点の特定→対策立案→再訓練を回すことで、現場の安全文化を定着させます。 数値化は“学習”のために――これが白獅子の評価設計です。
公助から、自助・共助へ
私たちは“魅せる制作”だけでなく、地域が自ら創り続ける仕組みづくりを重視します。
既存CGと地域データの組み合わせ、PLATEAU等のオープンデータ活用、学校・自治体・企業の横断連携により、古くならない教材を地域の手でアップデートしていきます。
ご相談の流れ(構想段階から歓迎します)
初回ご相談(オンライン/対面)
無料VR体験(ご担当者様のみ)
課題整理・要件定義(対象・評価軸・運用体制)
試作(PoC)・現場検証
本実装・効果測定(改善サイクルの設計)
運用伴走・内製化支援(制作指導・教材更新)
体験が行動に、行動が習慣に変わるまで、私たち白獅子は、地域・現場・研究とを連携させ、「知る」を超えて「続ける」ための共創をこれからも丁寧に積み重ねてまいります。 ご関心やお困りごとがあれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。




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