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白獅子制作の水害CGを研究に活用―京都大学防災研究所らの成果が国際学術誌「NeuroImage」に掲載

4 時間前
読了時間: 3分

株式会社白獅子が制作を担当した水害CGを用いた研究成果が、神経画像研究分野の国際学術誌「NeuroImage(ニューロイメージ)」に掲載されました。

2026年10月14日には、京都大学から研究成果のプレスリリースが公開されています。(https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2026-10-14-0⁠)


研究を進められたのは、京都大学防災研究所の藤見俊夫准教授、ATR-Promotionsの河内山隆紀研究員、理化学研究所の佐藤弥チームディレクターらの研究グループです。

白獅子は、この研究で使用された水害時と平常時のCG動画の制作を担当しました。

京都大学の詳細発表資料にも、弊社への制作委託が明記されています。

制作した映像が、災害情報の伝わり方を科学的に探る研究に活用され、その成果が国際学術誌に掲載されたことを、大変光栄に思います。


水害を映像で見るとき、地図で見るとき。脳の反応はどう違うのか。

今回の研究では、成人45人を対象に、自分の目線で浸水状況を見るCG動画と、洪水に関する地図情報を提示し、脳の活動を調べるfMRIを用いて反応を比較しました。

その結果、CG動画では視覚や身体感覚、感情に関わる領域で、地図では記号や位置関係などの情報処理に関わる領域で、洪水に関連した反応が相対的に強く現れました。

災害の危険を伝える方法によって、脳内での情報処理に違いが生じることが示されました。

この成果は、映像によって危険を身近に感じることと、ハザードマップで危険な場所や程度を読み解くことが、互いを補い合う可能性を示しています。

それぞれの特徴を生かして組み合わせることが、これからの防災教育や情報提供を考えるうえで重要な視点となります。

※なお、今回の研究で検証されたのは、脳活動と主観的な怖さの違いです。 現段階では、避難意向や実際の防災行動の改善を直接検証したものではありません。


専門知識を、体験できる形へ。

白獅子は、3DCGやVRを通じて、普段は目にすることが難しい災害の状況や、言葉だけでは伝わりにくい専門知識を、具体的にイメージできる形にすることを大切にしています。

今回のように、制作したCGが研究のための実験素材として使われることも、私たちの技術が担う大切な役割です。

研究者の皆さまと連携し、表現をつくることと、その伝わり方を確かめることを積み重ねながら、より良い防災教育につなげていきたいと考えています。


「命を守る知識を、体験に変え、心に刻む。」

この思いを胸に、白獅子はこれからも、専門知を現場で動ける力へとつなぐコンテンツづくりと研究支援に取り組んでまいります。

藤見先生をはじめ、研究に携わられた皆さまに、心より感謝申し上げます。 ▷ 制作内容については、こちらをご覧ください。


研究成果の詳細

掲載誌:NeuroImage論文名:Distinct neural networks for experiential and descriptive representations of natural hazard riskオンライン掲載日:2026年9月23日掲載論文はこちら⁠

防災教育向けのCG・VR制作、研究用映像の制作については、より、お気軽にご相談ください。

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