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「避難生活」と「災害医療」を体験でつなぐ ― ひなん生活技術展に出展します

8 時間前
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2026年10月17日(土)・18日(日)、鳥取県倉吉市で開催される「ぼうさいこくたい2026 in 鳥取(第11回 防災推進国民大会)」に出展いたします。 あわせて、同時期に大御堂廃寺跡で併設開催される 「ひなん生活技術展」 にも出展が決まりました。

今年は鳥取県中部地震から10年の節目です。地震の揺れから身を守ること、その後に続く避難生活、そして避難所での医療と公衆衛生。 災害は一つの場面では終わりません。 今回の2会場では、そのつながりを「体験」としてご覧いただける展示を用意いたしました。

開催概要

ひなん生活技術展

  • 日時:2026年10月17日(土)・18日(日)10:30〜16:00

  • 会場:大御堂廃寺跡(鳥取県倉吉市駄経寺町)

  • 弊社展示:薬局地震VR/感染症対策VR(医療従事者目線の新作を含む)

  • 弊社ブース:会場アクセス:鳥取県倉吉市駄経寺町大御堂廃寺跡(倉吉パークスクエア内)

  • 入場無料

ぼうさいこくたい2026 in 鳥取

  • 日時:2026年10月17日(土)・18日(日)

  • 会場:エースパック未来中心、鳥取県立美術館ほか(鳥取県倉吉市)

  • 弊社ブース:B-069/鳥取県立美術館 1F ひろま

  • 弊社展示:災害体験VR、災害医療XR、そして初展示となる防災XR(浸水・地震)

  • 入場無料

ひなん生活技術展 ― 薬局と避難所、「その後」を支える二つのVR

ひなん生活技術展は、避難所の姿や在宅避難・車中泊への備え、避難生活の環境を改善する資機材などが一堂に会する展示です。 私たちはこの場で、避難生活を医療の側から支える二つのVRをご紹介します。

薬局地震VR ― 大塚製薬様、薬剤師/D-MAT渡邉先生とともに



薬局は災害時、来局される方への対応、医薬品の在庫、そして情報が一気に集中する場所です。避難生活が長引けば、常用薬を必要とする方が薬局を頼ってこられます。 薬局が地域の災害対応拠点として機能するためには、まず薬局で働く方自身が、発災の瞬間に安全に動けなければなりません。

「薬局地震VR」は、渡邉暁洋先生(岡山大学医歯薬学域在籍時より監修、現・兵庫医科大学 危機管理医学講座)の監修のもと、大塚製薬株式会社様との協働により開発した、都市部の薬局を舞台とする地震対応のVR教育コンテンツです。

地震発生の瞬間から、安全確認と二次災害の回避、「止める・守る・持ち出す」の判断の順序、そして避難ルートの意思決定までを、体験者が自分で考えながら進む構造になっています。 薬剤師の視点だけでなく、薬局を訪れた方や他のスタッフの視点も体験でき、緊急時のコミュニケーションにも焦点を当てています。

開発では、薬学・災害医学・心理学・3DCG/XRそれぞれの専門家が関わり、現役の薬剤師の皆様による実地テストとフィードバックを繰り返してきました。 地震発生シーンでは、約2万点のオブジェクトが揺れ、棚から落ちていく様子を精密に再現しています。

2026年2月には、渡邉先生にお招きいただいた第13回 日本災害医療薬剤師学会 学術大会(日本赤十字看護大学 広尾キャンパス)でも展示し、全国の薬剤師の皆様と「現場で本当に起きる判断の遅れ」について、具体的な対話を重ねることができました。


感染症対策VR ― 岡山大学病院 萩谷医師、感染制御部とともに



「手指衛生を行わずに医療行為をしたら、何が起きるのか」。

感染症対策VRは、この問いを目に見える形にしたいという、岡山大学病院 感染症内科・萩谷英大医師、そして感染制御部の皆様からのご相談から生まれました。

360°カメラで撮影した実写の医療現場に、シミュレーションで再現した細菌・ウイルスを合成。体験者は大腸がん術後の患者の立場で、医師や看護師のケアを受けます(「医師編」「看護師編」)。本来は見えない汚染が、手から手へ、手から患者へと広がっていく様子を、その場にいる感覚で確かめることができます。

これまでの歩み

  • 2024年6月

    貸し出しを開始。岡山大学医学部 保健学科(看護学)の演習でご活用いただき、学生の皆さんから高い評価をいただきました

  • 2024年9月

    金沢大学附属病院 感染制御部主催「環境ワンヘルス研究会」にて、XR活用について講演

  • 2025年

    札幌市内の公立病院で正式導入が決定

  • 2025年秋 

    岡山大学の共創チャレンジ事業に採択、おかやましんきんSDGsアワード 最優秀賞を受賞

  • 2026年1月

    防災・減災×サステナブル大賞2026「優秀賞」を受賞

  • 2026年4月 

    「感染症対策VRによる『避難所公衆衛生』行動変容・習慣化プログラム」が、第12回 ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)2026「優良賞」を受賞


手指衛生、個人防護具の着脱、ゾーニング、動線の設計。

これらは平時の病院だけでなく、災害時の避難所、福祉施設、学校でも必要になります。

限られた空間に、年齢も持病も異なる方々が集まる避難所では、衛生管理の崩れが災害関連死にもつながりかねません。

だからこそ私たちは、このVRを「病院の研修教材」に留めず、避難所の公衆衛生を支える教育として育ててきました。


新作 ― 医療従事者の目線で

これまでの感染症対策VRは、患者の立場から医療者の行動を見つめる構成でした。

今回は新たに、医療従事者自身の目線で体験する新作も展示します。

自分の手が、自分の動きが、どこに汚染を運んでいるのか。

手袋やマスクの着脱、汚染区域と清潔区域の判断など、「手順は知っているのに、流れの中では混乱してしまう」場面を、自分ごととして体験することが可能です。

医療・看護・介護に携わる方、避難所運営や保健活動に関わる方には、ぜひ一度お試しいただきたいコンテンツです。

ぼうさいこくたい2026 in 鳥取 ― 災害体験VRと、今回、初展示となる新型防災XR

ぼうさいこくたいの弊社ブース(B-069)では、地震・水害・土砂災害・火災を疑似体験できる「災害体験VR」、災害医療分野のXRに加え、初めての展示となる防災XRコンテンツをご用意しています。

自分の部屋が、オフィスが、教室が「その場」になる ― 防災XR

「浸水深50cm」「家具の転倒」と言葉で聞いても、自分の身に置き換えて想像するのは簡単ではありません。 新しい防災XRは、Meta Quest 3Sのパススルー機能を使い、いま自分が立っているその場所で、浸水と地震を体験していただくコンテンツです。

  • 浸水XR体験:見慣れた部屋や会場の床に仮想の水面を重ね、水位を0.1m(足首)から1.5m(大人でも立っていられない高さ)まで5段階で切り替えます。ペットボトルやゴミ袋などの漂流物も再現しています

  • 地震XR体験:現実の空間に本棚や食器棚を配置し、地震の発生とともに本や皿が落ち、家具が倒れかかってきます。揺れの後には危なかった箇所を示し、家具の固定など具体的な備えにつなげます


周囲が見えたまま体験できるため、VRが初めての方にも安心です。

1回1〜3分、ヘッドセット単体で動作するため、自治体の防災講話、学校の授業、企業の防災研修など、場所を選ばずにご活用いただけます。

2026年11月より販売・レンタルを開始する予定です(11月26日〜28日の日本地震工学会でも展示予定です)。



会場内・併設会場での関連展示

今回は、弊社が開発に携わったコンテンツを、パートナーの皆様にも展示いただきます。

  • 鳥取県/リコーITソリューションズ株式会社様:併設の「防災のテーマパーク」(倉吉パークスクエア)にて、弊社との共同展示

  • 株式会社ウエスコ様(B-147/鳥取県立美術館 1F 県民ギャラリー):弊社と開発した、特定の地域でリアルタイムに起こる土砂災害を観察し、その中でリアルタイムに避難行動をとることができるVRを展示


あらかじめ決められた映像を「見る」だけでなく、刻々と変わる状況の中で「自分で判断して逃げる」。ウエスコ様と取り組んだこのVRは、私たちが目指してきた体験の、一つの到達点でもあります。ぜひ弊社ブースとあわせてご覧ください。


私たちがここまで歩んできた道

白獅子は2013年に岡山で創業しました。劇場用映画や家庭用ゲームの制作で培った3DCGの技術を、「専門家の知恵を、現場で動ける力に変える」ために使いたいー。その思いから、防災と医療の分野に軸足を置いてきました。

転機の一つは、2019年に始まった岡山大学・岡山市消防局との産学官連携研究です。

「心理学×VRで火災による死者をゼロへ」を掲げたこの研究から住宅火災避難VRが生まれ、ジャパン・レジリエンス・アワード2024 優秀賞をいただきました。

その後も、京都大学防災研究所との水害・津波VR、東京大学生産技術研究所 目黒研究室での共同開発など、研究者・実務者の皆様とともに「現象の根拠を守りながら、人が安全に学べる形へ翻訳する」開発を重ねて参りました。

医療の分野では、岡山大学の医歯薬学域内にラボを構え、感染症対策VR、糖尿病体験VR、薬剤師研修VRなど、先生方の現場の課題から生まれるコンテンツを開発しています。

今回展示する薬局地震VRと感染症対策VRは、防災と医療、二つの流れが交わるところにあるコンテンツです。

これまでに災害体験VRは延べ12万人以上の方にご体験いただき、140を超える団体でご活用いただいています。第30回 防災まちづくり大賞 日本防火・防災協会長賞をはじめ、多くの評価もいただきました。

しかし、評価はゴールではありません。体験した方が何に気づき、どう行動を変え、それが地域や組織の中で続いていくこと。そこまで届けることが、私たちの責任だと考えています。

秋の倉吉で、お待ちしています

私たちが掲げているのは、See, Change, Act!(見て、変わり、行動を) という言葉です。

揺れから身を守る。避難する。避難所で暮らす。

そこで命と健康を守る。その一つひとつを、体験としてつないでいきたいと考えています。

ぼうさいこくたいの B-069(鳥取県立美術館 1F ひろま)、そしてひなん生活技術展の弊社ブースにて、スタッフ一同お待ちしております。

導入をご検討中の自治体・医療機関・教育機関・企業のご担当者様には、確認用の無料体験貸出も行っています(10〜12月の繁忙期は、ご希望に添えない場合があります)。

株式会社白獅子 ― See, Change, Act!

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