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全国労働衛生週間に寄せて ― ベテランを守り、技能を次へつなぐ「労災防止VR」

4 時間前
読了時間: 4分

10月1日から7日まで、令和8年度(第77回)全国労働衛生週間が実施されます。今年のスローガンは、「ひとりひとりが貴重な人材 心も体も健やかに みんな生き生き健康職場」。

重点事項の一つには、高年齢労働者が安心して安全に働ける職場環境づくりが掲げられています。 J-bmaJ-bma


この機会に、白獅子が取り組んでいる「労災防止VR」についてご紹介させてください。

2026年4月、高年齢労働者の労災防止が「努力義務」に

今年4月に施行された改正労働安全衛生法では、高年齢労働者の労働災害防止のための、心身の状況に応じた措置が努力義務とされました。対象は大企業だけではなく、従業員数にかかわらず60歳以上の労働者の方を雇うすべての事業者です。


背景には、数字の変化があります。

2024年、休業4日以上の労働災害による死傷者のうち60歳以上が占める割合が初めて3割台となり、その割合は過去20年で倍増しました。

事故の型としては、「転倒」「腰痛」「墜落・転落」が突出して多いとされています。


「努力義務だから、まだ先でいい」とは言い切れません。

努力義務違反だけで直ちに罰則の対象となるわけではないものの、民事上の損害賠償では会社の過失を問う重要な判断材料になりうると指摘されています。


汎用品ではなく、一社ごと、工場ごとの「正確な再現」

感電、漏電、落下、頭上からの落下物、火災。労働現場で起こりうる災害の多くは、実地で練習することができません。一度でも実際に起これば、それは訓練ではなく事故です。

白獅子の労災防止VRは、こうした災害を仮想空間の中で再現し、体験しながら、その場で取るべきオペレーションを身につけていただくためのコンテンツです。

危険を「知る」だけではなく、危険に「出会ったときに、手と体がどう動くか」まで。点検の順序、遮断の手順、退避の判断を、実際の現場と同じ空間で繰り返し確認できることが、VRで訓練する意味だと考えています。

そのため、私たちは汎用的なコンテンツを展開していません。

同じ業種でも、工場が違えば、設備の配置も、動線も、危険の潜む場所も違います。どこにでも当てはまる映像では、「うちの現場とは違う」と感じた瞬間に、体験は自分ごとでなくなってしまいます。

だからこそ、一社ごとに、工場ごとに、実際の設備や作業環境を正確に再現して開発します。毎日通っている、あの場所で起こりうることとして体験していただくことが、行動を変えるいちばんの近道です。

私たちが掲げる See, Change, Act!(見て、変わり、行動する) は、災害体験VRでも労災防止VRでも変わりません。

ベテランを守ることは、技能を守ること

高年齢労働者の多くは、現場を長く支えてきた熟練者です。その方々が一度の転倒で長期離脱すれば、失われるのは人手だけではありません。

白獅子の労災防止VRは、危険作業の疑似体験や安全確認手順の訓練に加えて、熟練技能のデジタル化、手順の可視化、遠隔地での技術指導といった技能継承にも活用いただけます。ベテランを守ることと、その技を次の世代へ渡すことを、一つの仕組みの中で考えられるのがVRの強みです。


白獅子の労災防止VRの特長

■ 現場を精密に再現する3DCG25年以上の3DCG開発実績を生かし、精密なモデリングと物理演算で、実際の設備や作業動線を再現します。航空機器の整備、船舶設備、工業機器の操作・保守、建設現場、製造ラインなど、各産業の規格や安全基準に沿った制作に対応しています。

■ 現場に合わせたオーダーメイドシナリオ、機能、操作画面を、御社の現場と課題に合わせて設計します。スタンドアロン型での運用や多言語対応も可能なため、外国人スタッフの多い職場や、複数拠点での同時研修にもご活用いただけます。

■ 体験する方への配慮災害体験VRで積み重ねてきた運用ノウハウを生かし、VR酔いを抑える映像設計を基本としています。眼鏡をかけたままでも体験いただけるため、年齢を問わず、はじめての方にも取り組みやすい構成です。

■ 機密を守る開発体制開発は岡山大学病院内の研究開発ラボで行い、一般のオフィスとは隔離された環境で制作しています。機密保持契約(NDA)のもと、工場や設備の情報を安心してお預けいただけます。


まずは、体験から

導入をご検討の企業・団体の皆様には、無料デモンストレーションをご用意しています。「うちの現場でも使えるか」「どこまで再現できるか」、実物を見てからご判断ください。

安全衛生委員会や安全大会でのご活用、OEM開発、代理店様からのご相談も承っています。


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