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地域防災力向上への新たな提案 ~防災教育/視察団受け入れ〜

更新日:5月23日

株式会社白獅子では現在、各都道府県市町村の議員の皆様を対象とした災害体験VRの視察・体験説明会を積極的に受け入れています。

この取り組みは、商業的な目的ではなく、地域の代表者である議員の皆様に防災教育の重要性を啓蒙していただき、災害時に一人でも多くの方が安全に対処できるよう、地域防災力の向上にお役立ていただきたいという想いから始まったものです。

なぜ今、防災教育の啓蒙が必要なのか

近年、日本各地で大規模災害が頻発しています。「いつ来るかわからない、それは明日かもしれない災害」に対して、私たちは常に備えておく必要があります。経済政策や安全保障と並んで、防災は我が国にとって最も重要な課題の一つです。

しかし、従来の防災教育では限界があることも事実です。

座学中心の学習では、実際の災害時に冷静な判断を下すことは困難です。

そこで私たちは、「災害対応は公助から自助・共助へ」という考え方に基づき、災害の疑似体験を通して行動変容を促す新たな防災教育のあり方を提案しています。

産学官連携による研究成果

弊社では、災害対策・医療分野においてXR技術を応用した研究開発を行っており、複数の研究機関と連携してその効果を実証してきました。

主な連携先

  • 東京大学生産技術研究所: 目黒・沼田研究室

  • 京都大学防災研究所: 水害VRの共同開発

  • 岡山大学・岡山市消防局: 火災VRの共同開発・実証実験

特に岡山大学・岡山市消防局との研究成果は、「防災・減災xサステナブル大賞」奨励賞、「国土強靭化計画ジャパンレジリエンスアワード2024」優秀賞として評価されています。


視察・体験説明会の内容

約1時間をかけて以下の内容を体験・見学・意見交換を行ないます。

プログラム内容

  1. 会社・研究概要の紹介 弊社の取り組みと防災教育への想い

  2. 災害体験VRの実演・体験 地震、火災、水害などのリアルな災害体験

  3. 産学官連携による防災教育の取り組み講話 これまでの研究成果と実証データの共有

  4. 地域防災への活用に関する質疑応答・意見交換 各地域の課題や特性に応じた防災対策の議論


これまでの知見を地域に活かしていただくために

私たちがこれまで蓄積してきた研究データ、産学官での実証結果、地域イベントでの効果測定など、様々な知見があります。これらの情報を惜しみなく共有し、各地域の防災力向上にお役立ていただきたいと考えています。

重要なのは、コンテンツの販売ではなく、防災に対する意識の共有と、より良い防災教育のあり方についての意見交換です。議員の皆様との対話を通じて、私たちも、より多くのことを学ぶ機会と考えています。


会場のご案内

視察会場は岡山大学津島キャンパス内にある弊社拠点で開催しています。

大型バスでの来訪も可能で、これまで多くの自治体や教育機関の皆様にお越しいただいています。


情報共有と意見交換の場として

防災は、一つの企業や組織だけで解決できる問題ではありません。

行政、研究機関、民間企業、そして地域住民が一体となって取り組むべき課題です。

私たちは、この視察・体験説明会を通じて、防災教育に関する情報共有と意見交換の場を提供したいと考えています。各地域の特性や課題に応じた防災対策について、共に考え、より良い解決策を見つけて行ければと考えています。


災害はいつ起こるかわかりません。

だからこそ、平時からの備えと教育が重要です。

地域の代表者である議員の皆様と連携し、一人でも多くの方が災害時に適切な行動を取れるよう、防災教育の普及に努めて参ります。


視察・体験説明会にご興味をお持ちの議会関係者の皆様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

共に地域の安全・安心な未来を築いていきましょう。


お問い合わせ

株式会社白獅子 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス内

TEL: 086-236-8869

 
 
 

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