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医療従事者の方へ診察の際のウィルス増殖の危険性を伝えることを目的として、
この感染症対策教育用のVRコンテンツを開発しました。

感染症対策の視覚化による医療教育向けVRコンテンツの開発


導入

本VRコンテンツの開発は、岡山大学医歯薬学域萩谷准教授の提案によって始まりました。
具体的には手指衛生の不実施によるウィルス増殖を視覚化し、医療従事者や学生にその重要性を効果的に伝えるVRの使用可能性が検討されました。

 

開発プロセス

初期段階

リスニングを重視し、求められるニーズを明確化しました。

これに基づき技術的提案とコンテンツデザイン方針を設定し、初期コンセプトを作成しました。


撮影

医学部の学生を患者役として、8K VRカメラを使用した撮影を実施。

効果的なカットを選定するため、複数回の撮影が行われました。
 

編集と合成

撮影データにウィルス増殖をシミュレーションした映像を合成し、360度VR視聴に最適化されたテロップ作成とVR酔いを最小限に抑える編集が実施されました。
 

検証

複数の実機テストを行い、映像の自然さやVR酔いの有無を確認しました。
私たちは誰もが快適に閲覧できる内容の提供を重視しています。

 

ユーザビリティと効果性

本コンテンツは岡山大学医学部の演習にも使用され、教育の場での効果性と使用感を検証しながら、使いやすさと教育的効果の高いコンテンツ開発を目指しています。
 

技術の応用

特に災害時の非衛生的環境での感染リスクを視覚化し、現場の医療従事者が感染症対策をより効果的に実施できるよう支援することが目的です。
 

還元の意義と使命

研究者への還元

私たちは、災害医療の向上に尽力する研究者に技術や知見を還元し、彼らの研究や実践に新たな価値をもたらすことを目指しています。
 

使命の確立

技術を通じて災害医療現場をサポートし、より多くの命を守ることが私たちの究極の使命です。
この使命に従い、継続的な研究と開発を進めています。

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