序論 株式会社白獅子はVR技術を用いた防災教育により、この度「防災・減災サステナブル大賞2024」で奨励賞を受賞しました。
この受賞は、岡山市消防局の熱意と防火に対する強い思い、そして岡山大学岡崎准教授からの協力による成果の証です。
プロジェクトの成立背景 岡山市消防局の防火防災に関する強い意志から始まったこの共同研究は、高齢者の火災時の行動理解と解析を目的としています。
私たちの培って来た3DCGとVR技術を活用し、より効果的な防災教育を目指しています。
成果と貢献 私たちの取り組みは、防災意識の向上に明確な効果を示しました。
VR疑似体験は、防火防災への意識を深め、実際の行動変容を促すことに成功しています。
この研究ではVR技術の活用だけでなく、参加者に「マイタイムライン」を用いた防災・防火に関する深い理解を促すテストも実施しました。
「マイタイムライン」は、約100項目の質問から成る評価ツールで、VR体験をした参加者は、体験していない人たちに比べて回答にかける時間がほぼ2倍になりました。
この結果は、VR体験が防災・防火意識を深める上で非常に有効であることを示しています。
参加者が質問に対してより深く思考することは、VR技術が公衆の安全対策への理解と意識を高める上で重要な役割を果たすことを意味していると捉えています。
技術的特長と展望 開発したVRコンテンツを使用した火災のリアルな再現を通じて、防災・減災教育に新たな可能性を見出した一つの事例として、今後はさらに感情面を含めた新たな疑似体験を構築し、防災・減災への貢献を深めていきます。
結言
岡山市消防局及び岡崎准教授との研究チーム、皆さんの熱意への貢献を通して社会へ貢献出来る事に感謝し、私たちは防災・減災の分野でのイノベーションをリードし続けます。
この奨励賞は、岡山市消防局の強い思いと岡崎准教授の協力、私たちの使命が認められた証です。
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(株式会社白獅子 広報S)
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