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水害(津波、高潮)の様子をフル3DCGで再現いたしました。
※全編ではなく一部のみ公開しています。


360°(VR)ご視聴可能です。カーソルを動かしてご覧ください。

プロジェクトの概要
私たちは京都大学防災研究所への協力で、大阪木津川周辺の災害リスクをフル3DCGで視覚化しています。

重要な特徴
地震による津波 - 台風による高潮
これらは河川沿岸部地域に与える影響を科学的かつ詳細に描き出しています。

 

技術的アプローチ
私たちは3DCGの水の物理演算シミュレーションを駆使しています。
精密なパーティクル処理と物理演算はワークステーションで時間をかけて計算され、何度もリテイクを経て精度を高めて行きます。
また、地形や建物に沿ったパーティクルの動きと、白波も立つような水のマテリアル設定により、極めてリアルな再現が可能となりました。


監修とデータの信頼性
京都大学防災研究所の監修のもと、地理や気象に基づき正確に再現されています。

現状と今後の目標
この研究はまだ途中段階であり、既に生成されたコンテンツは河川沿岸部の水害対策や防災減災に貴重な情報を提供しています。

将来的には、このプロジェクトがさらに本研究に貢献し、防災減災意識向上、また人の行動変容にかかわらる教育へ利用されることを目指しています。 


まとめ
この研究プロジェクトは単なる技術的実験に止まらず、高度なコミュニケーションと相互尊重に基づいて構築されています。

多数の打ち合わせを通じて、波の動きや質感、雨や風の環境設定が緻密に調整されました。

これにより、科学的研究に必要な資料とツールが精緻に生成されています。
依頼と受託の関係性は、このプロジェクトにおいても、他プロジェクト同様に単なるトランザクション以上の意味を持っていると改めて感じました。
それは緊密な協力関係を構築した上で相互の信頼、敬意に基づいているものと考えています。

 

これは制作、開発を行う上で重要な点であり、技術や機器はあくまで手段であって、最終的に成果を生むのは、人と人との意識と行動、相互の信頼と敬意に他ならないと私たちは認識を新たにしました。

(記述:代表取締役/代表研究員 春名義之)

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